「日本語表現法」
昭和医療技術専門学校様にて、「日本語表現法」の講義を担当させて頂きました。
コミュニケーションスキルと、国語の指導とを組み合わせたワークショップです。
| 学年 | 第1学年 |
| 科目 | 日本語表現法 |
| 期間 | 平成23年4月14日~5月12日 毎週木曜日1・2限 |
| 担当講師 | 青崎 |
講義内容
| 回数 | 内容 | 目的 |
| 1 180分 |
アイスブレイク | 学びの場を作る 講義の目標を共有する |
| コミュニケーションの基本 聴く・話す |
表現するための準備・表現する欲求を高める | |
| 起承転結の作文 | 作文を書くことの楽しさを体験する | |
| 2 180分 |
アイスブレイク | テーマにおける自己表現 |
| コミュニケーションの達人 受動的な傾聴・積極的な傾聴 |
受容の感覚をつかみ、表現する内容を豊かにする | |
| 4コマ漫画作文 | オチのある漫画を自分の言葉で説明(表現)する | |
| 3 180分 |
自分らしさの表現 | 学んだ表現法を意識しながら、自己表現する |
| 論理的な文章構成・作文 | 結論・理由・結論の型で自分の意見を表現する | |
| 4 180分 |
プレゼンテーションとは | プレゼンテーションの定義 |
| プレゼンテーションの練習 | ペアで、グループの中でのプレゼンテーション | |
| プレゼンテーションの練習 | 学年全体の前でのプレゼンテーション | |
| 講義のふりかえり・まとめ | 人と関わる力とは |

第一学年の生徒全員と共に記念撮影!

講義形式とワークショップ形式と半々で講義を進めました。
講義総括
指導にあたり、求められたGIOが、「自分の意図を正確に表現し、的確な文章を書くこと。また適切な表現能力を身に着けることを目標とし、実践を通して身に着ける。」というものでした。
それらを実現するために、
- 人と積極的に関わろうとする事
- 他者を受け入れる状態になること
- 自分の伝えたい内容を効果的に伝えること
の三つが必要だと考え、これらを基に口頭による表現、文字による表現の両方での指導にあたりました。
講義全体を通じて、「学びの場」を作ることに最も注力をしました。生徒同士がまだお互いを知らない入学して間もない時期であったことと、馴染みのない内容の講義であったため、場を作り、それを全員で共有することが、最優先課題と考えたためです。この「場作り」は、生徒達が非常に協力的であったこと、担任の先生方のご理解が深かったことで、予想以上にうまく進められたと感じています。その場におられた全ての方々に感謝したいと思います。
「場作り」が成功したことで、自己・他者受容が安心して出来る場になったのは、表現方法を学ぶ場としても最適でした。その状態で、毎回ルールをもうけた作文を書き、効果的な表現方法の習得を図れるからです。こちらも生徒達の習得度は非常に高かったと感じています。
学校からのコメント
学校長の山藤賢氏、第一学年担任の木村泰先生より有難いコメントを頂きました。
山藤賢学校長に頂いたコメント
今回の日本語表現法で、青崎先生のしてくださった仕事には、多くの感動を覚えました。
まず私が考えていたのは、社会人相手にも通用するような内容のものを、学生用にアレンジはしても、質は落とさずに、行ってもらいたいというものでした。
実際に講義の内容は、社会人向けのセミナーやコーチングの要素も含んだ、高度なアプローチを、学生にわかりやすく、楽しく実現してくださいました。
青崎先生は、私共との事前の入念な打ち合わせの中で、学校の方向性を共有していただき、講義では、「学びの場」を作ると同時に、学生同士、教員までも含めた、「繋がりの場」も創造してくれました。
内容で特に私が注目したのは、コミュニケーションという話しになると、どう伝えるかという部分に、どうしても、学生などは集中して考えてしまいますが、そうではなく、まずは大事な聴くということ、「傾聴」を重んじていたことです。
その導入方法とスキルには感嘆いたしました。
また、昨今の学生にとって、とても弱い部分である「論理的な文章作成」についても、様々なユニークなアプローチから、理解を深めさせてくださいました。
これらの講義を経験した学生達には、例年の学生とくらべ、より早い学年間での仲のいい雰囲気作りや、一体感を感じています。
また提出するレポートや感想文などにも、その成果は早くも現れています。
青崎先生、考学舎様、関わった全ての方々に感謝いたしております。
今後とも、これからの未来を担う若者、医療人の育成のため、より一層のお互いの関係性を深め、
共に教育(共育!)に力を注いでいきましょう!
ありがとうございました。
近年、コミニュケーション能力が低下している入学者が増加しております。
本校では本年度、第1学年生に”適切な表現能力”を身につけさせるため、「日本語表現法」の科目をご依頼させていただきました。
初回授業は、学生が学校生活に1週間も経っていないなか開始されました。
授業内容もさることながら、入学して間もない学生達に対して「学びの場」を意図的に提供してる手法に感銘いたしました。週1回の計4回の授業でしたが、1ヶ月後の学生達の姿は、自分自信に自信が持て、自ら積極的に発言(行動)するようになったと思います。


