考学舎の教育は「自律」を目指している。勉強テクニックを教える場所ではない。
という自負もある。
「いかに教えないか!」この感覚が難しい。とは講師Kが少し前につぶやいていた言葉。
これは本当に考学舎をよくあらわしている。
生徒たちに、考える時間を与え、講師は待つ。隣で待つ。
生徒が分からない、といっても励まし、待つ。
そして、生徒自身から出るものをできる限り引き出し、そこに、少し付け足す。
言い過ぎてしまうことも良くあるのだが…。
ただ、考えるきっかけを、という意味では、講師ではないスタッフの存在も大きい。
そんなに接する機会が多いわけでもないのだが、授業前後などにちょこちょこ働きかけが行われる。
これは、講師と打ち合わせがあってのものではない。
スタッフそれぞれが、自分たちの感覚で声をかける。
優しい声をかける者もいれば、怖い者もいたり、専門的なことを教えてくれる者もいる。
先生でも親でもない大人たちの存在。
は生徒たちにいろいろなことを考えさせ、成長を促している。
はっきりと成果を計れないのが本当に残念だが、大人たち全員が
生徒たちとともに、等身大につきあっていくことが大切なのである。


