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授業レシピ

家庭で実践できる国語力トレーニングとして、「授業レシピ」を紹介しています。

ステップ K の授業レシピ一覧です。
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考える6

対象ステップ : k,l
(対象ステップの説明はこちら  >国語カリキュラム)

『いつでもできる“考える”訓練』

考える訓練はどの年代でも、そしていつでもできます。
逆に、意識して訓練しなければいつになってもできないものでもあります。

いつでもできる訓練をいくつかご紹介します。

  1. テレビをみながら
    ドラマなら、登場人物の行動について
    報道系なら、コメンテーターのコメントについて
    賛成か反対か、またその理由を話してみる。
    ごく軽く話せばよいのですが、大切なのは、必ず理由をつけて話すことです。
    理由は稚拙でもかまいません。理由を考えていくことが深めていくことになります。
  2. 学校から帰ってきたら
    今日あったことをききます。
    こちらから感想をいいます。これももちろん理由をつけて。
  3. 町で
    お店をみても、通る人をみてもかまいません。
    ファッション、持ち物などについて話します。
    「あの服かわいいよね、**だから」
    そう、これも理由をつけるのです。

いろいろなことで練習できます。
やっていくと、理由をつけやすいもの、つけにくいものがあることに気づきます。
もちろん、感覚的なものには理由がつけにくいのです。
無理をして理由をつけなくてもかまいません。
なぜ、理由をつけにくいのか、一緒に考えていけばよいのです。
最終的には、感覚と論理の違いなどを話していくのもよいですよね。

考える5

対象ステップ : k,l
(対象ステップの説明はこちら  >国語カリキュラム)

『意見文として文章にする』

意見文の書き方にはいろいろな方法があります。
今回は、以前、ことわざ作文3でご紹介した型を1つ使ってご説明します。

「考える4」で自分が賛成か反対かを決めたと思います。
そして、賛成の場合、なぜ賛成で、反対の場合、なぜ反対なのか、考えられたことと思います。
そのメモを見直しながら、以下の順序で説明していきます。
賛成意見・反対意見それぞれに通用するたとえ話を考えられるとなおよいと思います。

  1. 結論
  2. その簡単な説明と理由
  3. 反論とその理由
  4. 反論を否定しながら自分の結論の説明
  5. 結論

注意すべき点は、物事には必ず2面(表と裏)がある、ということを常に忘れないことです。
よほどのことでない限りは、状況により、同じ命題でも賛否が変わる可能性があります。
そんなことをアタマにおきながら、自分の意見をまとめていってください。
どんな状況のときに賛成なのか?どんな状況になれば反対意見になるのか?

4こま漫画でお話をつくる

対象ステップ : e,f,g,h,i,j,k,l
(対象ステップの説明はこちら  >国語カリキュラム)

4こま漫画を200字程度に書き換える練習とともに、話の展開を考えるレシピが1つ、ご紹介します。

4こま漫画をコマ割ごとに4つのコマにわけてしまい、並べ替えることによって新たな4こま漫画を考えてもらうというものです。
まずは、4こま漫画を4つのこまにばらします。
場合によっては、2つのまんがをあわせ、8コマから2話作ってもらうのもよいと思います。

このばらばらになった4コマをつなぎなおしてもらいます。
4こまの順番は元のとおりである必要はありません。

ここからがこのレシピの大切なところです。

なぜその順番に並べ替えたのかを説明してもらいます。
まずは口頭で説明できれば、その後可能であれば文章として書いてもらいましょう。
元のとおりの順番である必要はありませんが、論理的にお話が通らなくなってしまっていないかは、しっかり見てあげてください。
通らないお話はしっかり指摘し変更してもらいましょう。
その上で、説明を書いてもらいます。

この説明がしっかり書けるようになることがこのレシピの目標です。

考える4

対象ステップ : k,l
(対象ステップの説明はこちら  >国語カリキュラム)

『自分が感じたことを読み直し、理性的に賛成か不賛成かを検討する』

前回までで、自分が理解したこと、そこから感じたことを書き表してきました。

これを読み直してください。

そして、あなたはそれに賛成できるのか?反対なのか?それはなぜなのか?を考えてみてください。

自分の考えと比較する、ということは、それまでの自分の経験や感覚に合うか合わないかを考えてみることです。
あなたの中で、正しいと思うこと、理想だと思うこと。に対して今理解したことが合うのか合わないのか?です。

じっくりと比べてみてください。特に最初のうちは、自分の結論を急いではいけません。
頭の中で考えているよりも、メモでもよいので書いてみることが大切です。
たとえば「賛成 理由は**」のように。また、疑問点などもメモしてみることが大切です。
書いてみることで、自分でも自分が考えていることや自分の思いをはっきりと確認できます。

メモをしたりしながら自分の意見とその理由を確認していきましょう。
次回はいよいよ、これを文章にしていきます。

考える3

対象ステップ : k,l
(対象ステップの説明はこちら  >国語カリキュラム)

『調べた内容について、自分がどう感じるのかを言葉にする』

前回は、複数の記事など、読み聞きしたことを比較することを書きましたが、
今回から、読み聞きしたことと自分の考えを比較する。本格的に「考えること」に入っていきます。

まずは、読み聞きしたことに対して、自分がどう感じたか?を言葉にします。
ここでは、冷静な比較検討はちょっと脇においてください。
直感的な、感情表現からスタートします。
好き、嫌い、うれしい、悲しい、あたりからのスタートでよいのです。
ただ、感情を表現したら、その後には必ず、なぜそう思ったのか、を考えて見ます。
自分が理解したどの部分から、そう思ったのか?です。

本文にはこう書いてあった
そこから自分はこう理解した
そしてその理解に対して**だと思った

自分の感情を大切にするとともに、その根拠をはっきりさせておくのです。

読んだ場合にはそこまでではないかもしれませんが、
特に、聞いた場合やテレビなどで見た場合に感じたこと、はしばしば、
その主題からくる感情というよりは、その背景や一部の映像から感じたこと、が最も大きなイメージになる場合も多いようです。
自分がどんなことから、何を感じるのか?をつかんでいくことは、
勉強という意味を超えて自分自身を理解していくために大切なことです。

この次では、自分が理解したこと、に自分が賛成なのか反対なのか?を考えていきます。