マインドマップ

可視できる、たしかな思考ツールを身につけられる

マインドマップとは…

マインドマップを描いたことはありますか?描いたことはなくとも、マインドマップを見たことやマインドマップについて聞いたことはありますか?

マインドマップは、「セントラル・イメージ」という中心に置かれるテーマから、このテーマに関連するキーワードとキーイメージを放射状に記述していく、斬新な記述法です。1950年頃にイギリス人の教育家、トニー・ブザンの手によって世に生み出されたこの記述法は、今や世界中に広まっています。

マインドマップの特長

マインドマップの特長は、情報を整理し記憶するのに長けた記述法であるということです。「ブランチ」と呼ばれる枝に書かれたキーワードが中心に置かれるテーマにすべて繋がっていることから、そのテーマに関わるすべての情報が関連性をもって均等に広がっていくため、多くの情報で埋め尽くされたノートの中からでもすぐに必要な情報を取り出すことができます。また、まるで樹木を模したようなマインドマップの形状は、ことばの繋がりをもって発展させていく「思考」の形状そのもの。マインドマップを使って記述することで、リアルな思考が表現・ビジュアル化されていきます。

マインドマップの描き方を覚えれば…
  • 読書メモを作成
    情報の全体像を俯瞰できるので、内容を鮮明に憶えられるようになります
  • 会議やブレインストーミング等の議事録
    マインドマップは書き方にルールのある「共通言語」なので、仲間と容易にシェアすることができます
  • 講演会・講義等をメモ
    マインドマップは中央から放射状にキーワードが伸びていくので、箇条書きのメモに比べ、情報が埋もれていくことがありません
  • 計画を立てる
    メインブランチによって情報が区分けされていくため、漏れなく情報を網羅できます
  • その他
    キーワードとキーイメージを繋げていくため、思考を広め、深めていくのに最適です
もちろん学習にも絶大な効果を発揮します
  • これまで雲を掴むようだった、文章の読解・要約の手がかりを作れるようになります
  • 作文を書く際のアイデアの発掘および整理にうってつけです
  • 試験に向けての学習計画表もキレイにまとまります
  • 学習のまとめにマインドマップを使うと、その日の学習内容が俯瞰(ふかん)できます

通常学習でマインドマップを積極的に活用

マインドマップの便利さと万能さ、そしてそれらが考学舎の目指すべき学習像と一致していることにいち早く目をつけ、考学舎に通う生徒たちはマインドマッピングを実践しています。そして、「せっかく使うのならば、正しい運用を」と、Think Buzan公認資格である「アドバンス・プラクティショナー」資格を講師が取得、マインドマップの運用および授業での活用の認可を受け、現在、積極的に授業に取り入れています。要約文や意見文のデザインに、思考整理のメモに、またグループでの作業などに、小学生から高校生までが幅広くマインドマップを活用し、学習の新たな可能性を広げるツールとして定着してきています。