- 選択肢に正解のない問題を解いているようで、自分の選ぼうとしている進路への答えが正解かどうか不安。
- 将来の進路を考えるにあたり、選び取るための材料と力が不足している。
- 実感をもって社会を知り、自分の頭で考えることのできる力を養う。できれば第三者と協働する。
- 考える力の育成と長期にわたるサポートができる。学校の勉強にとどまらない、社会と自分をつなぐ学びの環境がある。
- 多様な生徒たちに個別に合わせられる指導・支援と開校以来培ってきた考学舎メソッドは、通う生徒たちに安心を提供している。
もっと詳細を読む
悩み・課題
子どもの前に突然立ちふさがる重大で難しい問題
人間関係や勉強、部活のことなど、日々たくさんの悩みに立ち向かっている子どもたち。その悩みの中に、特別で巨大な悩みがあります。それは、将来の進路についての悩みです。
まず、将来にどんな選択肢があるか分からない。そして、選択肢があっても、どうやって選んでいいのか分からない。さらに、将来を選択したあと、どんなふうに学んでいけばいいのか分からない。また、選択した将来は正解かどうか不安だ、ということもあるでしょう。
原因・理由
将来の進路を考えるための材料と力が不足している
将来の進路を考えるのが難しい1つ目の原因は、社会についてほとんど知らないことです。つまり、将来について考え、進路を選択するための材料が少ないということ。テレビやネットのニュース・記事、身の回りで目に触れる仕事、学校での社会科授業や職業体験だけでは、社会のごく一部しか知ることができません。
2つ目の原因は、自分で考える力が育っていないことです。社会を知るだけでなく、望む仕事をするには何を学べばよいのか、その仕事で社会にどう貢献できるのか、などについて考えなければ将来の進路は決められません。こういった問いには答えもありますが、未来の自分にとってその答えが正しいとは限りません。将来の進路を決めるには、自分で考えて、答えを出すことが重要です。ただ、学校での答えがある学習になれていると、自分で考える方法がわからないのです。
対策
実感をもって社会を知る
まずは、親が自分の仕事について、色々と話してあげるとよいでしょう。会社が社会に提供している価値、会社の中での自分の役割、仕事での工夫やおもしろさ、などについて、実感が湧くように詳しく話すと、子どもは理解し、関心を持ちやすいでしょう。仕事のほかに、家計・税金・選挙といった身近な社会の仕組みについて、それはどういうものか、なぜそれが必要なのか、などについて考えていることを話すと、公民の授業にはない現実感があり、社会をよく知ることができるでしょう。
自分の頭で考える練習をする
仕事、社会の仕組み、ニュースなどを題材にして、親と子どもで意見を交わしてみましょう。社会を知ると同時に、考える力の育成にもつながります。話し合いの目的は、正しい答えを出すことではなく、考える練習をすることですので、子どもの意見を否定せず、多様な考え方の一つとして受け止めましょう。そのうえで、一つの考え方として大人の意見を提示しましょう。
先生など第三者と協働する
とはいえ、親だけで支援するのは相当な労力が必要です。さらに思春期の場合、親と子の密な対話が難しい場合もあるでしょう。また、社会が大きく変化していることも、進路に関する助言を難しくします。そこで、学校の先生など第三者に積極的に相談するとよいでしょう。親と同じように子どものことを見ていますし、さらに教育的視点を持って考えてくれます。相談においては、どこに進学したらよいか、というような答えを求める質問をするのではなく、子どもの長所や特性について、またそれを発揮できるような将来の仕事について一緒に考えるようにすると、協働して子どもを支援することができるでしょう。
考学舎の取り組み
考える力の育成と長期にわたるサポート
考える力=国語力を育てる「考学舎メソッド」では、読解力(理解力)、比較力、表現力をもって、「国語力」としています。国語力向上のために、小学生から大学受験生まで生徒それぞれの状況に適った方法で、読解>&;gt;比較>&;gt;表現のトレーニングを繰り返していきます。また、考学舎では、科目ごとに専属講師がいて、個別指導を行っています。全年齢対応の教育メソッドと専属講師の存在により、考学舎は小学校入学から大学受験まで通い続けられる場になっており、長期にわたり一貫して指導・支援できます。 >> 「考学舎の国語」
学校の先生に相談するのが難しい方、学校の先生が頼りないと感じる方、卒業のたびに途切れない継続した指導・支援を求める方には、考学舎が力になれます。 >> 「講師紹介」
学校の勉強に留まらない、社会と自分をつなぐ学びの環境
考学舎では、社会とのつながりを広く・多く持てるような環境を用意しています。個別指導ですが、小学生から高校生までが同じ空間におり、年下の生徒は、お兄さん・お姉さんの様子を見たり、一緒に話したりして、進学という近い将来について想像する材料としています。また、社会のさまざまな分野で活躍する方をゲストに迎えた特別授業を定期的に開催しており、お堅い仕事から、クリエイティブな仕事まで、幅広い世界を詳しく知る機会があります。 >> 「考学舎の特徴・基本方針」 >> 「特別活動」
実績
多様な生徒に合わせた指導・支援
小学生から通い続け、英語と日本語の両方で議論する力を備えて海外に進学する子、状況や目標に応じて、通塾ペースを変えながら、そのときに必要な指導を求める子、小論文やフランス語など、独自の将来計画のために特殊な指導を必要とする子。考学舎には実にさまざまな子が通います。子どもそれぞれに合わせた指導・支援を行ってきたことが、この多種多様な生徒の顔ぶれにつながっているのだと思います。
考学舎メソッド
指導の軸となる「考学舎メソッド」は、考学舎開校以来、20年近く試行錯誤を重ねて築き上げられてきました。現在では学齢・学力相応のカリキュラムも確立されており、小学生から大学受験生までの国語力向上、さらにはあらゆる教科にわたる学力の向上の一助となっています。考学舎の生徒たちは「ここに通う生徒たちは年齢問わずみんなリテラシーが高くコミュニケーションが上手」と自負しています。 >> 「カリキュラム」
2016年12月に考学舎より刊行された『国語が得意科目になる「お絵かき」トレーニング』は、考学舎メソッドの「媒体変換」トレーニングをテキスト化したものであり、津々浦々にて大変ご好評をいただいています。 >> 「出版紹介」
close