幸せな学力を創造する考学舎
ご存じのとおり、社会においては、知識だけでなく、知識を組み合わせ、応用し、新たなアイディアを得ることが求められています。
そして現在、学校での学びや受験においても、2020年以降の大学入試においては特に、知識量だけではなく、その知識を活用する力を問う問題が出題されることが決まっています。
一方教育界の現状は、学校や進学塾では「しっかりした知識」を、体験教室のようなところで非日常として「知識を応用する力(思考する力)」を学ぶ、ということが多く見受けられます。
「思考する力」は本当にそれだけで身に付くのでしょうか?
本来、日々、学校で教えられる各科目のまなびを、「思考する力」を伸ばす形で実践することが可能です。そして、そうすることで繰り返しトレーニングしなければ、知識を応用できる「思考する力」を養うことはできません。各科目のまなびの中から、そしてそれを組み合わせることにより、「思考する力」つまり、将来にわたって生きるために役に立つ力(幸せな学力)に育てることができるのが考学舎のカリキュラムです。
それでは、簡単に各科目でのまなびについてご説明します。
国語(必修)
基本的な国語力(語彙、読解、表現)を独自カリキュラムで学んでいただきます。また、小学生の間には主に、「理解する力」、中高生においては「思考する力」を学んでいきます。
この「理解する力」は、他の科目を学んでいく上での基礎的な力となります。たとえば、算数の文章題を解く際に、各科目の教科書や問題を読む際には、この力が必要になります。また、「思考する力」は、各科目で学ぶ知識をどのように組み合わせていくか、またそこから何を見出していくのかに役立つ力です。
>> 詳しくは考学舎の国語をご覧ください。
算数・数学
小学入学時から高校卒業時まで一貫して、具体的なものから抽象的なものへの思考の深化を意識しながら学びます。たとえば、小学校入学時には、数のイメージをつくるトレーニングを多く取り入れることで、数字を具体的な何かとしてイメージする習慣をつけていきます。そののち、四則演算の徹底的な反復練習を行ないますが、それとともに、文章を理解した上で問題を解く習慣を、数のイメージから、また国語の学習と連携して行なっていきます。
中学高校では、代数(数をなにか(文字等)に置き換える)の基本から、方程式、関数の次数をあげながら、高校での微分積分に至るまで、具体的なものから徐々に抽象的な思考へと、進めていきます。
このように学ぶことで、数学を計算ツールとしてではなく、思考するための道具として扱えるようになっていきます。
英語
多くの文章を読む、語彙を増やすことは常に意識ししながら英語という言語に慣れていくのはもちろん、日本語との文法構造の違いを意識して学んでいきます。
英語で思考する場合と、日本語で思考する場合とでは、明らかに考え方が異なってきます。なので、こうして構造化して学んでおくことで、いわば、思考ツールが一つ増えることになります。
理科
知識として必要な内容を学んでいくのはもちろん、特に、算数(数学)で学ぶ、割合の考えを使いながら、さまざまなデータ化された事象から、法則を見つけるように学んでいきます。
社会
知識として必要な内容を学んでいくのはもちろん、時事ニュースや個別事例から、社会の成り立ちや仕組みを考えながら学んでいきます。
社会の学習においても、事例やデータから考えていくことで、国語で学んだ「理解する力」はもちろん、算数(数学)や理科で学んだツールを使いこなしながら学ぶ習慣をつけていきます。
このように、考学舎では、必修の国語の中ではもちろん、各科目においても、知識を活用できる力をつけ、そして、将来にわたってそれぞれが幸せになるためのツールとして、「幸せな学力」(思考する力)を身につけていきます。
- 植物が生えている土・・・知識、経験、教科学習や受験
- 土に備わる水や栄養・・・主体性を育む思考力
- 植物を支える根っこ・・・成長を生み出す主体性
- 植物を強く伸ばす茎・・・成長の材料となる個性
- みのりのあかしの花・・・幸せ・社会での役割の実現
- 植物を育てる陽の光・・・花開かせる先の目標
- 吸い上げられる栄養・・・個人を動かす自律力