3月9日、考学舎の講師2名が入学から卒業、就職支援までを行う、昭和医療技術専門学校(https://www.showa.ac.jp/)の卒業式に出席してきました。
この学校は、臨床検査技師を養成する専門学校なのですが、10年ほど前から、臨床検査技師とはいえ、チーム医療の中ではコミュニケーション能力が必要である、また、知識だけではない、幸せに生きていくための基礎力を養いたい。ということで、考学舎に講義のご依頼を頂いています。
私たちは、1年では、正しく確実に理解する方法から、それを使って考える方法を。2年生では、様々なテーマで考え、そしてそれを表現する方法を、3年生では1・2年を踏まえた就職支援、最後は全員の履歴書添削までを行っています。
医療従事者という仕事をとおして、社会で何を成し遂げたいのか、を3年間で考えてもらい、卒業してもらうのです。
今日は、1年生から3年生まで、何度も彼らの文章を読み、添削し、一緒に考えてきた仲間たちの卒業、というわけです。
そして今年は何より、全員が国家試験に合格、そう、合格率100%です。
この学校実は、全員卒業、全員国家試験合格を掲げる学校なのです。
毎年、色々な工夫を凝らし、授業をさせて頂きます。
10年にわたり、授業をする中で、同じ年、というのはありません。
学校側とも毎年話し合い、毎年調整をしています。
全体調整はもちろん、学生個人の調整についても頻繁に話し合っていますから、もはや考学舎の生徒と同じくらい、愛着と信頼がある学生たちです。
卒業式では、全員が一言スピーチをしてくれます。なので長いんです、この卒業式。
このスピーチで、学生が多く口にしたのは、仲間への感謝でした。
その空間の空気が温まるような、よい時間。
そして、卒業式が終わって帰ろうとしたところで、何人かの学生さんが声をかけてくれました。
「先生、就職決まりました!」
そして手紙をくれます、これも私たちにとってはうれしい瞬間。
就職が決まったところで、学生さんたちは、私たちに手紙をくれるのです。
普段学校にいない、私たちに就職を報告してくれるなんて、それも手書きの手紙で!!
多くの学生さんからは、郵送されてくるのを楽しみにしますが、こうして卒業式に伺うと、手渡ししてくれる学生さんもいます。
ありがとう、そしておめでとう!!