ルーブリック
キーとなる力は以下の3つを想定しています。
目標(イメージ) 目指す将来を具体的にイメージする(近い将来でも遠い将来でも)
モチベーション 自ら、学びを継続させるためのモチベーションを育てる
ステップ 目標に近づく道筋を、小さなステップに分割する技術を知り、次のステップに上がる力を育てる
背景にある考え方
学びの基礎の基礎
- 「分からない」を認識できること
- 自分にとっての「理解」を確認できること
- 支援者と学習者の間に信頼関係を構築すること
学習者の基本姿勢
- 能動的に自分を成長させたいと願うこと
常に、これが自分の100%なのか?確認すること。その結果、なんとか110%を目指すこと - 支援者には素直に従う気持ちを持つこと
講師(支援者)の基本姿勢
- 教え諭すのではなく。ともに学ぶ姿勢を持てること
- 等身大に学習者と100%向き合うこと。
- 信頼される支援者でいるために、学習者同様、自らの成長や学びを怠らないこと
(全てのことを知っていたり、何でもできたりする必要はない) - 媒介(フォイヤーシュタイン)を理解していること
(意図性、超越性をもった、課題設定と対話しながら、本人に学びを進めてもらう伴走をする。というスタンスでいること) - 学習者のコンフォートゾーンを少し上回る程度の課題設定をするよう努めること
参考書籍
- 「国語が得意科目になるお絵かきトレーニング」(坂本聰)ディスカバートゥエンティ―ワン
- 「信頼される人がやっている「たったひと言」の質問力」(坂本聰)ソシム
- 「このままでいいなんていわないで: ダウン症をはじめとする発達遅滞者の認知能力強化に向けて」(ルーヴェン フォイヤーシュタイン)関西学院大学出版会
- 「親子で育てる言葉力と思考力」(今井むつみ)筑摩書房
- 「超一流になるのは才能か努力か」(アンダース・エリクソン)文芸春秋